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アパレル転職に有利な資格|未経験者は身につけた知識をアピールしよう

アパレル業界へ転職するときに必須な資格はありません※。

※採用条件で資格必須としている企業もあります。

しかしアパレル未経験の人は資格を持っていると、同じ条件のライバルより転職が有利になります。

この記事ではアパレル業界で重宝する資格を、職種ごとに紹介します。

未経験からアパレル転職するとき資格が有利な理由

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資格を持っていると有利になる理由を3つに分けて解説します。

アパレル転職は現在増加傾向にあるため

アパレル転職は、現在増加傾向にあります。特に秋にかけて数に動きを見せます。

例年新規求人数と求職者数が増えており、2018年10月の集計結果によると前月比は新規求人111.4%、求職者112%と共に増加しています。

新規求人はデザイナー、MD、販売、店長が増加しており、求職者数はプレス・販促を除く全ての職種で前月を上回る結果となっています。

求人数と合わせて求職者数も増えているということは、その分ライバルが多い業界です。

アパレル業界に限った話ではないですが、転職は経験者を優遇する企業も多いです。しかし資格を取得すれば未経験者でも転職を有利に進められるのです。

面接でアピールできる

未経験からアパレル転職するとき資格が有利な1番の理由は面接でアピールできることでしょう。

アパレル転職を成功させるためには、自分のスキルや経歴を実務においてどう活かせるか、アピールする必要があります。しかし未経験者の場合、何をアピールすれば良いのか苦戦してしまいますよね。

資格はアパレル業界で働くために必要な知識やスキルを学んでいるという何よりもの証明になります。それだけでなく、資格を取得して転職に挑んだということは、面接官にもやる気があると良い印象を与えられるでしょう。

「この人は本気なんだ」と熱意を伝えることも出来るでしょう。

アパレル転職は未経験でもある程度の即戦力を求められます。資格があれば基礎を1から教える必要がなく、即戦力として働ける人材だと判断されるのです。

どの程度のスキルがあるのか理解してもらえる

未経験者が資格を持っていれば面接でアピールできることに加え、どの程度のスキルを持った人材なのかを理解してもらえます。

アパレルは特に年齢が重なるにつれ、即戦力を求められる業界です。

企業や職種にもよりますが、必ずしも経験者が優遇されるわけではありません。相応しいスキルを持っていれば、未経験者でも採用される率は格段に上がります。

資格を取るためには、沢山の勉強や実践を踏んできたはずです。そしてその経験は、実務でも活かせる重要なスキルとなるのです。

【職種別】アパレルに必要な資格まとめ

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では実際、どの資格を持っていれば転職は有利になるのでしょうか。ここからはアパレル業界に必要な資格をまとめました。

アパレルの営業職で活用できる資格

ファッションビジネス能力検定試験

ファッションビジネス能力検定試験は、ファッションビジネスの知識や技術に関する検定です。

アパレル業界でも営業職を希望する方なら、取っておきたい資格になります。

3級、2級、1級があり、主にファッションの企画や生産、流通に関する問題が出されます。

1級では経営やマーケティングに関しての問題も出題されます。ファッションの流行や事象なども問われるため、最新の流行や情報も常に意識して学ぶ必要があります。

合格率は3級で70%、2級は50%、1級は公開されていませんが20%程度ではないかと言われています。

1級になると難易度がかなり上がりますね。

ちなみに受験は誰でも何級からでも可能です。

検定に関する専門的な対策が必要となるため、専門学校などの教育機関に通って勉強する人がほとんどです。

アパレルのデザイナー職で活用できる資格

色彩検定

色彩検定はご存じの方も多いと思います。

色の基礎から組み合わせ方法など、色に関する専門分野を幅広く身に着けられる検定です。デザイナーを目指す方なら、必ず押さえておきたい資格と言っても過言ではありません。

デザイナーになるには、色のルールや法則などの専門的な勉強が必要です。

色の組み合わせはセンスだと思っている方も多いかもしれません。しかし、実際には色について理論的・体系的な知識を身につけた上でセンスを掛け合わせています。

デザインの基本を習得することを目的としているのが色彩検定です。

3級、2級、1級の三段階に加えて、色覚の多様性に配慮した、誰もが見やすい色使いを理解するためのUC級が2018年に新設されました。

誰でも何級からでも受験可能です。1級でも合格率42.9%(2018年度実績)と比較的難しい検定ではありません。

初めて色を学ぶ方なら3級、さらに応用を学びたい方なら2級が良いでしょう。しかしプロのデザイナーを目指すのであれば、1級は取っておきたいところですね。

洋裁技術検定

洋裁技術検定は、洋裁の知識と実技が認められた人に与えられる資格です。

資格を取得するには検定の運営元である、日本ファッション教育振興協会が認定した専門学校などに通う必要があります。ファッション・デザインに関する教育機関に通う、学生を対象とした資格です。

正式名称は洋裁技術認定試験と言い、理論試験と実技試験の2科目があります。服作りの知識や技術を理解することを目的としており、デザイナーなら転職がかなり有利になるでしょう。

レベルは初級・中級・上級の三段階。上級を取得すればアパレル業界では専門技術者として認められ、後々独立を目指すことも可能です。

2~3年かけて専門学校などの教育機関で勉強をして取得するため、それなりの時間やお金を費やすことになり、それ相応の覚悟も必要です。

パターンメイキング技能検定

デザイン画から型紙を起こすパターンメイキングの技術を認定する資格がパターンメイキング技能検定です。

パターンメイキングは服の仕上がりを左右する服作りにおいてとても重要なテクニックです。

3級、2級、1級があり、2級までは筆記試験と実技試験の2科目です。

1級では課題のデザインや素材などの条件に合わせて自由にパターンメイキングして、技術や知識を評価される内容になっています。

専門学校などで勉強をした人の受講を想定していますが、働きながら独学で資格取得をした人も中にはいます。

実務経験もない初心者の方の場合、独学では限界があるかもしれません。筆記試験の難易度はそれほど高くなく、実技試験で苦戦する人が多い検定です。

アパレルの販売員で活用できる資格

ファッション販売能力検定

販売員を目指す方なら取得したい資格の1つがファッション販売能力検定です。

ファッションに関する基本的な知識から販売や接客の技術などを学べるため、未経験でも転職を有利に進めることができます。

販売員はファッションに関する幅広い知識はもちろん、仕事の中心となる接客においてのマナーや人当たりの良さを求められます。

ファッション販売能力検定を取得すれば、転職が有利になるだけでなく、実務で活かせる知識や技術を豊富に学べるのです。

3級、2級、1級があり、1級はマネジメントや店舗運営向けの検定です。後々店長やエリアマネージャーとしてのキャリアプランを考えている方なら、1級を目指したいですね。

合格率は3級が65~70%、2級が45~50%とそれほど難しい検定ではありません。

検定運営元の日本ファッション教育振興協会が参考書を出版しているため、独学でも資格対策が可能です。

1級は合格率は公表されていないものの、教育機関での学習や実務経験を3年程終えたレベルを想定しています。1級は独学よりも学校や講座に通って学ぶのが良いでしょう。

販売士(リテールマーケティング)検定

販売士(リテールマーケティング)検定は、流通業界唯一の公的資格です。言わば販売のプロに与えられる称号になります。

売れる商品は季節や時間帯によっても異なります。また売上を伸ばすためには売り場作りも重要です。小売店においてどうすれば継続的に商品が売れるのか、必要な知識を学ぶことを目的とした資格です。

3級、2級、1級の三段階です。正直なところ、3級では転職に有利かと言われるとそうでもありません。せめて2級以上は取得しておきたいですね。

1級は店長レベルと言われており、転職でもかなり有利になるでしょう。

3級と2級の合格率は例年60~70%と、独学でも真面目に対策をすれば難しい検定ではありません。しかし1級は10~20%と難易度が上がります。

1級を目指すなら学校や講座で学んだ方が合格への近道となるでしょう。

アパレルの生産管理で活用できる資格

生産管理オペレーション

生産管理オペレーションは、製造業で必要となる一連の流れについての知識を取得するための資格です。

転職が有利になるだけでなく、入職後も役に立つ資格になっています。

工場内の作業や設備管理、資材や物流管理など、生産管理のお仕事において必要な幅広い知識を体系的に理解できるようになります。生産システムを運用面で支える位置づけにある資格です。

3級と2級の二段階で、3級は初心者からリーダークラスまでを目的としています。2級はその上の上司や管理職を目指す方向けです。誰でも何級からでも受験でき、合格率は50~60%と、難易度も比較的高くはあません。

生産管理プランニング

生産管理の業務をする際、生産管理オペレーションと並んで役経立つ資格が、生産管理プランニングです。どちらか1つではなく、両方の資格を取得する方が多いです。

設計や計画の段階に焦点を当てており、工場の生産システムや生産管理の中心部分を学べる資格です。そのため学んだ内容を生産管理の業務に即役立てることができ、即戦力になることが期待されます。

転職にもかなり有利です。

生産オペレーション同様、3級と2級の二段階です。3級の難易度は易しく、2級はしっかりと対策を行えば手が届く資格です。

アパレルのパタンナー職で活用できる資格

CAD利用技術者試験

CAD利用技術者試験とは、CADシステムの基礎から実技までを学べる技術試験です。

建築や電機業界で使われているイメージの多いCADシステムですが、最近ではアパレル業界でも導入する企業が増えてきました。

そのためCADソフトを使えるパタンナーの需要は年々高まっています。

CAD利用技術者試験は以下のような資格体系となっています。

  • 2次元CAD利用技術者試験基礎
  • 2次元CAD利用技術者試験2級、1級(建築)、1級(機械)、1級(トレース)
  • 3次元CAD利用技術者試験2級、準1級、1級

入門編になるのが2次元CAD利用技術者試験基礎です。難易度は各試験によっても異なりますが、例年の合格率は50~70%程度となっています。。

1級になると30~40%と難易度も上がります。

パソコンとCADソフトがあれば独学での資格取得も難しくありませんが、CADに関しての知識がない方は対策講座などの受講がおすすめです。

まとめ: 未経験者は簡単な資格からチャレンジ

アパレル業界の資格について解説してきました。

未経験の人は目指している職種の最も難易度の低い資格取得を目指すとよいでしょう。

資格は『ご自身の勉強になる』『転職でアピールできる』という2つのメリットがあります。また、実際に業務をしていると勉強した内容が役立つことがよくあります。

事前に勉強した知識は活かせる場面が必ずあります。

ご自身のキャリアのため、転職活動を有利に進めるためにも資格勉強を始めてみましょう。

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